最低限のモノで暮らすミニマリスト
電化製品が家の中に溢れていますね。
使わずにコンセントを抜いたまま、ただのオブジェになっていませんか?
無くても生活できそうな家電・・・回答1位は意外なものでした。


 近年、無駄なものは徹底的に捨てて最低限の物だけで暮らすという「ミニマリスト」が増えている。大量の本やCD、衣類や食器を捨て、さらにはテレビや冷蔵庫などの家電まで所有しない極限派のミニマリストや家まで処分してしまったという超極限派の猛者までいるというから驚きだ。そこでOVO編集部は「もし、無くなっても生活できそうな家電製品は?」という調査をしてみた。

 この調査は、ジュピターテレコム(J:COM)「インタラクTV」の投票機能を使って10月に実施したもので、945人から回答を得た。回答のトップは「掃除機」で31%。「ほうき」での掃除は意外にも細かいところの清掃が楽で、今まで面倒だった掃除機コードの絡まりや大きな音からの開放、電気代節約などのメリットがあるという。続いて2位になったのが「電子レンジ」で25%。「ミニマリスト」は食事を作ったら残さず食べ、食べる分しか作らないから電子レンジは必要ない。電子レンジがないなんて「信じられない」の声が聞こえてきそうだけれど、温め直す場合はフライパンを使ったり、調理の下ごしらえは「せいろ」などで代用ができるという。続いて「炊飯器」24%、「テレビ」16%、「洗濯機」4%という結果になった。

 近年インターネットやスマートフォンの普及で大抵のことはどうにかなるような時代になった。例えば所有している本や写真はスキャンしてインターネット上のクラウドストレージサービスに保管して現物は処分する。視聴したいテレビ番組、映画、本、音楽などはインターネット上で購入と管理保管ができ、スマホなどデバイスがあればいつでもどこでも視聴可能になった。さらに洋服やファッション小物の月額レンタルサービスを利用すれば、大量の衣類を所有せずともいつでもトレンドのファッションを楽しむことができるのだ。ほかにもさまざまなレンタル・シェアリングサービスが続々と誕生し、物を所有せずとも暮らせる環境が整ってきたといえる。とはいえ防災グッズから思い出の品までなんでも捨てすぎると、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」の声も聞こえてきそうだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/12232764/