ミニマリストのアドバイス
モノは捨てられないですね。特に服とか・・・
高価だったり思い出が詰まっていたりすれば尚更です。
ミニマリストが「捨てる基準」を示してくれています。あー、なるほど。


トラコミュ 素敵な大人のシンプルライフ   断捨離シンプル&ミニマムな暮らし

自分の部屋は見慣れていてわかりにくいですが、友達の家に行くとモノが多い人と少ない人と、明らかに違いますよね。

仕事などの理由でモノが多くなってしまうのは仕方ないですが、いらないモノばかりなのに、捨てられないだけならば話は別。モノが多いか少ないかは、その人の考え方も影響しています。

今回はお片づけのプロ、人気ブロガーでミニマリストのやまぐちせいこさんの著書『服を捨てると幸せが見つかる 毎日が心地よく変わる「片づけ」レッスン』から部屋にモノを増やさない方法を5つご紹介していきます。

■1:場ごとに服を用意しない
服が多くなる理由の一つに“場”によって使い分けていることが挙げられます。普段着、仕事着、冠婚葬祭のとき、デートのとき……。

「私たちが社会と関わり合う場はたくさんありますが、その場ごとに用意するとなると、必然的に服が増えてしまいます。いくつかの場で共有できるものを利用するとよいいのではないかと思います」(やまぐちせいこさん・以下「」内同)

やまぐちさんは、服以外にも冠婚葬祭用の黒のバッグを普段使いもできる黒のショルダーのみにしているとのこと。フォーマルにも普段使いにも使えるアイテムを持っていると◎。


■2:自分を下げる服は部屋着であっても捨てる
「部屋着で過ごす時間やコンビニまでの時間も、自分にとっては大切な人生の一部です。一生で考えると普段着で過ごす時間は意外と長くて、そのような時間を“汚れた服”や“破れた服”で過ごすことの方がもったいないのです」

消耗した服は役目が終わった服。「もったいない」と思い、持ち続けるよりも、「お疲れ様でした」と感謝の気持ちを伝えて処分しましょう。


■3:見栄で買った服は捨てる
「人は自宅から離れれば離れるほど、いつもとは違う自分でいる服を欲します。近所で過ごすときと都心に行くときでは着たい服が変わってきます。これはいつもの自分との心の距離を表しています」

この心の距離の取り方が服が増える要因の一つ。この場所ではこう見られたいという見栄の数だけ服が増えていくのです。

「見た目を整えることでいい仕事に繋がるビジネスマンであれば、その服は必要です。

自分の買おうとしているモノが見栄なのか、目的があるものなのか、そしてそれは必要なのか、そう自分に問いかけることで、段々と磨かれていくのです」


■4:今の自分に合っているか考える
捨てにくいモノには、思い出が詰まっていることがあります。

「今を大事にするなら、過去のモノは必要ありません、思い出に意識が引っ張られると今がおろそかになります。大事なモノなら、飾って整理しましょう」


■5:悩んだモノは思い切って捨ててみる
思い切って捨てたはいいものの、後になって「捨てなければよかった」と思うこともありますよね。

「私自身もそういう経験があります。でも、それは自分にとって大事な服がわかったという瞬間です。だから次に同じモノに出会ったら、そのモノとの新たな関係をつくり直します」

捨てることも経験という財産の一つ。「後悔したくない」という不安な気持ちがモノを増やしてしまうのです。


以上、部屋にモノを増やさないための5つ方法をお伝えしました。

モノに対して視点が変わると無駄な買い物が減り、どういうモノが自分に必要なのかはっきりわかってくるでしょう。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20170121/Biranger_256590.html