高齢者のゴミ屋敷
高齢者のゴミ屋敷は、大きな社会問題ですね。
配偶者に先立たれた人を「没イチ」と呼ぶようです。
没イチは圧倒的に女性の方が多いのですが、
孤独感や寂しさから、何もする気がなくなるようです。
最近は都会のマンションがゴミ屋敷化していますが、まだまだ増えそうですね。


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かつて、ワイドショーや夕方の情報番組で“ゴミ屋敷”が脚光を浴びた時期があった。取り上げられるゴミ屋敷といえば、一軒家で、問題の住人はどこか偏屈な印象を受ける人物だというのが大半だった。

いまも各地にゴミ屋敷はあるのだが、かつてのイメージから様相は変わり、マンションのゴミ屋敷が増加中だという。

「マンションに住む独居高齢者のなかには、足腰が弱くなりゴミ捨て場までゴミを持っていけない人、あるいはゴミ捨てを頼める知人がいない人がいるのです。その結果、そういう人たちが“ゴミ捨て難民”となってしまい、その部屋がゴミ屋敷となってしまうのです」(女性誌記者)

そもそも高齢者にとってはゴミの分別だけでも困難なわけだが、ひどい場合になると、認知症でゴミ出しの曜日が分からないというようなケースもあり、なかには自宅がゴミ屋敷になっていることに気付かない人もいるそうだ。

そのようなゴミ出し難民にはバツイチならぬ“没イチ”が深く関わっているという。

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配偶者に先立たれて無気力になる高齢者も

「没イチとは、配偶者に先立たれた人のことを指します。男女別で見ると、没イチは女性が圧倒的に多いのです。その理由は、女性のほうが平均寿命が長く、配偶者の男性より年下という場合が多いためです。そのためゴミ捨て難民の7割は女性と言われます」(同・記者)

没イチの人は、体力的には問題がなくても、気力がなくなってしまうケースがあるという。

「配偶者に先立たれたことで無気力になり、自分の生活に無頓着になってしまうのです。これを『セルフネグレクト』(自己放任)というのですが、ゴミ出しだけじゃなく、服も着替えず、風呂にも入らず、部屋はゴミに埋もれ、最終的には孤独死の危険性もあるのです」(同・記者)

今後、より深刻化しそうな問題だ。
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