ヤバイ汚部屋
汚部屋の片づけ方、誰でもわかる作業手順の解説です。
軽症程度なら、これで十分にいけますね。
「誰かが使える? いいえ、ゴミを貰って喜ぶ人など誰もいない」
名言ですね。しびれました。


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遊びに来た友人から恐れられ同居の家族から忌み嫌われるほど、気合の入った汚部屋に住んでいるアナタ。

なんとすれば「何か棲んでるんじゃないのその部屋?」という勢いで、「片付けろ!」「掃除しろ!」と人から言われたところで「いったいドコから手をつければいーの?

一番途方にくれているのは自分なんだけど……。

ここはいっちょ、やっちゃいませんか!?

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■ステップ1:「見える! 汚い」を攻略、「床!」奪還

●「足の踏み場」を作りましょう

そうです。まず手をつけなければならない問題は、その部屋に「足の踏み場」がないことに尽きます。

「足の踏み場」を作りましょう。そのために必要なのは床の上に落ちているものを速やかにまとめることです。

【用意するもの】
・45リットルゴミ袋(2枚重ねにセッティングしておく。少なくとも50枚程度は用意しておいたほうがいい)
・ミカン箱程度の段ボール箱(あれば)
・掃除機
・雑巾

【始末の手順】
1.まず、片付ける部屋の床上に落ちているものをざっと見渡して、ザックリとでいいのでモノの材質・性質のかたまりを決める。「明らかなるゴミ(スナック菓子などの空袋やコンビニのレジ袋、使用済み割り箸や使用済みティッシュなどなど)」
「ケースと中身がバラバラに散乱しているCDやDVDやCD-R」
「よくわからない電気コードや充電器」
「いわゆる“家電”に属するもの(電動髭剃りやドライヤー、ホットカーラーなども含む)」
「化粧品の類(コットンや海綿なども含む)」
「脱ぎっ放しの上着や下着や使用済みタオルなど“布”」
「コミック、雑誌、新聞などの“紙”」

など、細かいもの・迷ったものは「よくわからないモノというカテゴリ」にしてもよいので大らかに決める。

2.その中でも「大物・量の多いもの」から順に「2枚がさねにした45リットルゴミ袋」の中へ放り込んでいく。

【ポイント】
・ゴミ袋には入れますが、「即ゴミ」にするわけではないので、恐れず行きましょう。
・「本、雑誌、新聞類」はゴミ袋よりも段ボール箱のほうがいいでしょう。穴が開いてしまうため。
・同様に、とりわけ重さのあるもの(トレーニング用のダンベルなど)も、ゴミ袋よりも段ボール箱のほうが適しています。
・フトンや毛布は別に畳んで置きましょう。

3.とにかく床の上にモノがバラバラに散乱している状態から、ゴミ袋の居並ぶ風景になるまで、放り込みまくる。

これで、足の踏み場が発生します。わずかでも覗いた「床面」には、すぐに掃除機をかけましょう。

もし、掃除機がなければ、雑巾がけを行いましょう。でも雑巾がない場合には、手持ちの下着(パンツ、Tシャツ、靴下など)の中で一番くたびれているものを雑巾として使いましょう。これで惜しげなく捨てられます。


■ステップ2:「床!」が見えたら「棚!」と清拭

●棚に「隙間」をつくりましょう

部屋の中に「足の踏み場」ができ、動き回ることが可能になりました。次の段階としては、その部屋にもともとあるところの収納スペース、棚などに眼を移し、そこに「本来入れるべきものではないのに無造作に突っ込まれているモノ」を引っ張り出して床同様に分類してしまいます。

もちろん、ついでに棚のナカミ全般に対してこの分類を行ってしまっても構いません。

この作業のさなかに、少しでも収納棚の「棚面」が見えたら、そこはすかさず清拭(と書くとカタイですが、要は水ぶき、雑巾がけです)します。たいがい灰色のホコリが積もりガジガジになっていることと思います。

同時に、床面も(移動に合わせてゴミ袋を動かす際など)汚れ残りが目立ってきますので、気づいたらそこの部分も即、雑巾がけします。

ただ、床の場合、うっかりすると黒いツブツブなゴミ(と見えて、ゴキブリの糞!)や、何か昆虫の屍骸と遭遇する確率が高いのですが、そういうものを拭いてしまった雑巾は即、ゴミとして棄ててしまったほうが衛生的ですので、これは憶えておいてください。


■ステップ3:「捨てる!」そして、戻さない

●もったいなくない。「ゴミ」は誰も欲しがらない(←呪文)

部屋の中を見渡してください。そこに累々と居並ぶゴミ袋、しかしその光景はかつての爆発ゴミ不法魔窟空間に比べればはるかに清浄な空気に満たされたモノであるはずです。

それは少なくともゴミ袋とゴミ袋の間に穿った空間(床面)に積もったホコリや虫の屍骸が清掃された証拠。棚上に積もり、何かの折には自分に落ちてきていたホコリがなくなった証拠に他なりません。

さぁ、勢いに任せて野放図に放り込んだ「モノ」と再会する時が来ました。

しかしここで情にほだされてゴミを再度部屋に撒き散らしては元の木阿弥。「モノ」との再会は「勿体無いオバケ」との決闘の刻でもあるのです!

まず、先ほど放り込んだゴミ袋No.1、「明らかなるゴミ(空ペットボトルやスナック菓子などの空袋やコンビニのレジ袋、使用済み割り箸や使用済みティッシュなどなど)」は、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「資源ごみ」など、住んでいる自治体のゴミ分別ルールに従って選り分けてから即棄ててください。即行です。

次に「“紙”」のうち、新聞・雑誌は紐で括ります。これも直近の「資源ごみ」の日に棄てます。空段ボール箱などがある場合にも潰してまとめておいて同時に棄てましょう。

「“布”」はゴミ袋ごと洗面所に持ち込み、早晩洗濯して干しましょう。しかし洗濯が面倒くさすぎる・ゴミ袋に入れた時点でなんとなく着る気が萎えた、などの場合には思い切りよく「燃えるゴミ」の日に棄ててしまうのも一手です。

「こまかい家電やコード類」は使うべき場所に戻すのが鉄則です。ドライヤーや髭剃りなら洗面所あたりが妥当でしょうか。携帯の充電器なら寝具の近くが便利だったりしますね。なくすと面倒なモノなのでこの機会に定位置を決めるのが一番です。

CDやDVDは大切なら、時間を見つけてはゴミ袋から救い上げ、本来の収納部分(PC周りなど)に戻すべきですが、ゴミ袋に入れたまま1ヶ月、2ヶ月と経過してしまうようなら「その程度」の必要性だったと割り切るのも正解です。「燃えないゴミ」にして出してしまってもいいということです。

ところで、このような「棄てる」作業のさなかに、私たちの良心に訴えかけてくる厄介な感情があります。「モッタイナイ精神」……そう、それはDNAに刻まれた美徳の一種……でもあるが故に、ますます厄介。「棄てないことはいいことだ」というイデオロギーは時に、圧倒的に正しいのは厳然たる事実だからです。

でもそれは「時に」、そう。時と場合によっては異なります。

少なくともあなたの汚部屋を前にしては全く正しくありません。「もったいない」? 「誰かが使えるかも」? いいえ、ゴミを貰って喜ぶ人など本当は誰もいません! 喜んでいるように見えるとしたら「喜んでいるフリ」をしてくれているだけです。「ゴミを貰ってくれる」のは、言ってみれば愛、ボランティアの一種なのです。

棄ててあげたほうが相手のためなのです。少なくとも今はそう思ってください。

そうやって棄てながら、何ともいえない不快感や罪悪感に襲われている自分を発見したなら、私は祝福します。

なぜなら、それはあなたが汚部屋卒業するために必要な単位をもう少しで取り終えるサインなのですから。
https://goo.gl/8sSZc7

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