汚部屋・・・放置
汚部屋の片付けは大変ですね。
悪臭と嗚咽と虫の巣窟・・・それでも片付けてくれる人たちがいます。
最後は誰かがやってくれるのでしょうが、
やはり、酷くなる前に自分でやる・・・そうありたいものです。
老後を迎えてからでは手遅れですね。


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近年、テレビや雑誌でたびたび取り上げられている「ゴミ屋敷」や「汚部屋」問題。片づけのビフォー・アフターの番組も視聴率が高いと聞きます。

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 ハウスキーピング協会が主催している「整理収納アドバイザー」の資格講座には、キャンセル待ちが出るほど申し込みが殺到。私の講演会への参加者も、かつては掃除や片づけのプロを目指す人が多かったのですが、今では主婦やサラリーマン、定年後の一般男女が中心です。これほど「片づけ」が注目されている背景には、「うちもいつかゴミ屋敷になってしまうのでは」という、潜在的な不安があるのではないでしょうか。

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 私が家事代行サービスの仕事を始めた1990年代の終わりごろ、お客様は一部の富裕層に限られていました。それも、きれい好きの家庭がきれいな状態を「維持」するために、掃除のプロを入れるというケースが多かったように思います。ところがここ十数年は、家を片づけてほしいという「レスキュー」の依頼が増え、丸々1軒がゴミ屋敷と化しているケースも珍しくなくなってきました。

「生前整理」をやらなかった人の悲しい実態

 「片づけられない人」は昔からいましたが、その存在が顕在化し、驚くべき勢いで急増し、内容もどんどんエスカレートしているというのが、業界に長く携わってきた私の実感です。私が提唱する「生前整理」は、「高齢者宅の片づけ」についての講座をきっかけに作った造語ですが、今となってはいろいろな意味で、高齢になってからでは遅いと感じています。その体験は、拙著『定年前にはじめる生前整理』にも詳しく書いています。

 「そのうち片づけよう」と言いながら年を取り、片づける体力やモチベ
ーション、判断力や遂行力も低下して、人生の後半をモノに煩わされながら、やがて切なくこの世を去る人たちを、たくさん目にしてきました。

 お客様のAさん(80代女性)の自宅は、亡くなったご主人の仏壇までたどりつけないほど、モノがあふれていました。やがて彼女も亡くなりましたが、ご主人の仏壇の周りにはモノが多すぎて線香をあげることもできず、彼女の遺影とお骨は、隣の部屋の質素なテーブルの上に置かれていたのです。その光景を見た私は、涙があふれて止まりませんでした。

 そのほかにこんな例も。Bさん(70代男性)は、大量のモノを残したまま要介護状態になり、息子に勝手に「生前整理」をされ、思い出の品までどんどん捨てられてしまったなどの悲劇を目の当たりにしました。

 以前からお付き合いのあるお客様で、家を増改築されたCさん(70代夫婦2人)がいました。理由は「モノが増えすぎて、家が手狭になったから」。完成後しばらくたって訪問すると、せっかく部屋が増えたのに、部屋数の半分は増改築中に引っ越したときの段ボールがそのまま置かれ、すっかり物置きと化していました。さらに、新しく買ったであろう家電品や健康器具、洋服があふれ、荷物は以前の倍になっていました。

 ご夫婦2人暮らしなのに、マグカップだけで80個くらい、歯ブラシは100本以上、タオルやハンカチに至っては、数えることさえ不可能なほど。これだけモノがあふれているのに、奥様は、「そのトレーナー、かわいいわね。どこで買えるの?」と、欲しがるのです。夫の退職金を湯水のように使っていました。

 その家の片づけの依頼者は、そんな妻に不安を感じたご主人だったのです。インターネットであまりに手軽にモノが買える時代です。モノに生気もおカネも吸い取られる前に、対策が必要だと感じたのでしょう。

忍び寄る「定年後うつ」「セルフネグレクト」

 中年以降、モノを片づけられない人に多く見られるのが、マインドの問題です。「定年後うつ」などが原因で、片づける気力が低下するのに加え、不安から目をそらし、心のすき間を埋めるために次々とモノを買ってしまうのです。中には、人生の目標を見失い、セルフネグレクト(自己放任)状態に陥り、「ゴミ屋敷」や「汚部屋」にしてしまう方も少なくありません。

 ふたたび、お客様の例を挙げましょう。熟年離婚をしたばかりの60代男性Dさんです。食品庫にはカップ麺やレトルト食品が大量に詰め込まれ、ダイニングテーブルにも食材や食べ残しがあり、床は散らかり放題で足の踏み場もありません。そんな生活からでしょうか、男性は、かなりの肥満体で高血圧。いつ倒れてもおかしくない状態でした。

 家族と離れたことで希望を失い、人生を放棄しているようにも見えました。まさに「セルフネグレクト状態」です。心配した娘たちが、私に片づけを依頼。部屋がすっきり片づくと、心も晴れやかになったのか暗かった彼の表情も明るくなり、生活改善を娘たちに誓ってくれました。

一方、こんな例もあります。ある70代の女性Eさんは、以前からモノを厳選して生きる人でした。依頼は、一人暮らしには広すぎて不便な一戸建てを売り、マンションに引っ越したいので、新しい家の収納と掃除の面倒を見てほしいというもの。

 お洒落でファッションアイテムはたくさん持っていましたが、調理器具などは、ほとんどありませんでした。70代の一人暮らしで火を使うのは危ないからと、家での調理をやめ、外食や買ってきた総菜で済ませ、外出できない日は「卵かけご飯でいいのよ」と、割り切って生活していました。

 一人暮らし用に買い替えた冷蔵庫の中も、買いだめはなくスッキリ。その日食べる分だけを買い、食べ切ってしまうからです。つまり彼女は、「今」を大事に、始末のいい生活を自ら選び取っているのです。その清々しい生き方は、「生前整理」のヒントにもなりました。

妻に「片づけて」と言えない男たちからの依頼急増

 「生前整理」は、長年ため込んできたものを整理し、スッキリ快適な第二の人生を送るためのベース作りにほかなりません。特に、定年を機に人生が大きく変わる男性は、体力も判断力もある今のうちに、1日も早く「生前整理」に取り掛かることをおすすめします。実際、危機感を感じている方は多いようで、ご夫婦でも「妻が片づけてくれそうにないから」と、夫側からの依頼が増えています。しかし、うまくプロに依頼する理由を妻に伝えなければ、妻の逆鱗に触れるかもしれません。

 妻(夫)にあれこれ言われることなく、プロに依頼せず、自分の持ち物を自分で片づける、簡単な方法を伝えましょう。

 人生後半が変わる生前整理、かんたん4ステップ

 ステップ①は「モノをすべて出す」。場所を1カ所に決め、たとえば自分が使用しているクローゼットなら、中身をすべて外に出します。いかにたくさんの衣類を持っているかがわかり、片づけのモチベーションが上がります。

 ステップ②は、「いま使うモノ・いますぐ使わないモノに分ける」。使用頻度を基準に、まずは1年以内に使うものを分け、その中で、普段使うもの(スタメン)、たまに使うものやストック分(控え)、年に1度しか使わないようなもの(二軍)に分けます。そして、1年以内に使わないモノ、1年以上使わなかったものは、「戦力外」に分類します。

 ステップ③は、「いますぐ使わないモノ(戦力外)を段ボールに入れる」。封をして、中身の内容と入れた日付を書き、邪魔にならない場所に積み重ねておきます。結果、クローゼットの中には「いますぐ使うモノ」だけが残ります。ステップ②で分類した「スタメン」は、収納の中の出し入れしやすい場所へ収納。「控え」は、スタメンのすぐそばへ。「二軍」は、背伸びしたり深くかがんだりしないと出し入れできない場所へ。こうすれば、使い勝手も良くなり、モノを出しっぱなしにするクセも改められます。

 ステップ④は「1年後に『いますぐ使わないモノ』を見直し手放す」。面白いことに、1年後に改めて「いますぐ使わないモノ」の段ボールを開けて見直してみると、「たぶん一生使わないな」と思えるようになります。1年間、まったく使わなくても生活してこられたことから、「処分していい」と自分に納得がいくのでしょう。そのまま処分するのが面倒なら、業者に段ボールごとひきとってもらいましょう。

 将来に不安がない人などいませんが、人は自分が何に対して不安を抱いているのか、よくわからないもの。「生前整理」で身の回りをスッキリさせると、不思議と不安の正体も見えてきます。「モノを動かせば、物事も動き、人生も動く」というのが、私の実感です。第二の人生を幸せな空間で過ごすのか、モノに埋もれ、片づけに追われながら人生を終えるのか、決めるのはあなたです。
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